個展期間中、作品についての記事を書いていこうと思います。
まず今回の個展タイトルは、昨年の12月あたりに決めました。
きっかけは、周囲で若くして天国へ旅立つ人がいたこと。
日本人の自殺者が多いということ、またそのことに社会が向き合っていないこと。
先進国の欲望を追求するあまり、自然破壊に歯止めがかからなくなってきていること。
貧富の差が激しくなり、不必要な惨めさを感じる傾向が出来ていること。
自分や他人に対して粗末に扱う人が沢山いること。
私たちが何に向かってどう生きていくかということをあやふやにしてること。etc
これらの呪縛から抜け出すために、私たちは今の時代をどのように生きていけば良いのかということを考え、この『死を意識して、美しく生を纏う』というタイトルが生まれました。
以下個展概要。
人間は、生まれたと同時に“死”に向かって生きています。
全ての生き物に必ず訪れる“死”。また、それはいつ訪れるかわからないものです。
明日かもしれないし、1年後かもしれないし、100年後かもしれない…。
ただ間違いなく、生きながらにして死に向かっているのです。
今までどれだけ、“死”を意識してきたでしょうか?
もし今、寿命を知らされたならば、どのような生き方を選びますか?
今と変わらない生き方を選択するのか、もしくは違う生き方を選ぶのか、、、。
今と変わらない生き方を選択するのか、もしくは違う生き方を選ぶのか、、、。
死から目を背けるのではなく、自分の意志で“死”と向き合うことで、
本来の自分(人間)を強く輝かせることが出来るのではないでしょうか?
それは孤独な作業かもしれません。
でもその孤独な作業こそが真剣に“生”と向き合うことなのです。
本来の自分(人間)を強く輝かせることが出来るのではないでしょうか?
それは孤独な作業かもしれません。
でもその孤独な作業こそが真剣に“生”と向き合うことなのです。
死に際に、「あぁ、美しく生きたなぁ...。」と全身で感じられる人生を送るためには、
“死を今世の美しいゴール”として掲げ、その時に向かって真剣に最後まで生き抜くことだと考えています。
続く。