『ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ』

秋の長雨でしょうか?一瞬で夏が過ぎ去りました。

夏の終わりに購入した麦わら帽子の出番は、来年になりそうです(*´-`)

秋に参加予定だった、アートイベントがコロナで延期になり、

のんびりとした時間を過ごしています。

昨年もでしたが、芸術関係イベントはなかなかスムーズには進みません。

コロナ禍の中のオリンピック、パラリンピック、

アフガニスタン情勢、9.11から20年。。。と様々なことが続いていて、

気持ちがあまり落ち着きませんので、

前から気になっていたドキュメンタリー映画

『ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ』(2020年)

監督 田部井一真

を観ました。

                                  画像はamazonから。

ウルグアイの元大統領ホセ・ムヒカ、

2012年のブラジル・リオデジャネイロで開かれた国連会議でのスピーチが有名ですが、

なぜ日本へ向けてなのか不思議に感じていましたが、

作品を観て日本との深い結びつきを知り、納得しました。

激動の時代を生きてきたムヒカ大統領、大統領退任後日本の大学で行った講義で話している姿、

また真剣な眼差しで聴いている学生たちがとても印象的でした。

”ひとつ驚いたことがある 若者のたった30%しか投票に行かないだってね 

信じてないんだね

信じてないなら 自分が信じられる何かをつくり出そう

自分と人生を信じよう 不満を持つことはいいことなんだ

良くないのはソファーに座って ただ文句を言って何もしないこと、、、”

”自分の幸せを探そう そうすれば人の幸せに貢献できる、、、”


他の国の80代の政治家のスピーチ。

コロナや混乱している状況のときに心に響く、前向きに生きる希望を伝えてくれる、

信じれるリーダーを今私たちは求めているのかなと思います。

人の幸せに貢献できることが人にとって1番幸せなこと、

それは自分にばかり集中していては出来ませんね。

約1時間30分のドキュメンタリー映画です、非常に勉強になりました。

[ 『ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ』 ]風と共に去りぬ2021/09/12 20:11