アフガニスタン

コロナ禍で心が疲れてしまうこともあるけれど、ここまで健康に気を使ったのは生まれて初めてかなと思います。何もないことが幸せなというのを感じますね。最近は健康のため、発酵食品を豊富に取り入れるようにしています。

前にブログでウィグルのことを書きましたが、今アフガニスタンも本当に心配です。

私が学生のとき、大学院の研究室にアフガニスタンの国の学生や先生方が10数人短期留学をしにきていました。

毎日研究室に行くとアフガニスタンの学生が研究室にいて、熱心に勉強をしていたことや、ホームシックになってしまい、泣き出した学生がいたり、また私たちと同じく若者でしたのでジュースやお菓子が大好きだったり恋愛の話しをしたこと思い出します。

私たちが料理を振る舞ってあげたことがあり、そのお返しにアフガニスタンの料理をたくさん作ってくれました。イスラム教徒ですので、ハラルのマークが貼られている食材を買いに、池袋やアメ横に行ったこと思い出します。特に羊肉で作ってくれた、ハンバーグが絶品でした。玉ねぎをすりおろしてお醤油につけ、たくさんの香辛料を使って作っていました。

鎌倉にある平山郁夫先生の家で保護されていたアフガンの文化財も一緒にみに行きました。内戦下や当時のタリバン政権により破壊した文化財です。その時のみんなの表情が忘れられません。

日本は歴史的建造物が大切にされていて羨ましいとも言っていました。アメリカに対しての思いなども聞きました。

最後の日、日本とアフガニスタン(まだスマホもありませんでしたので)は今よりとても遠く感じ、もう会うこともないのかなと思ってみんなで泣きながらお別れしたことを思い出します。

3.11のとき一人の留学生から心配のメールが届きました。みんな大丈夫?と。私たちは大丈夫だよと伝えたら、安心してくれました。

今のようにメールアドレスなどすぐに交換してという感じではなかったので、すぐに連絡がとれませんが、どうにかして連絡がとれたらなと思っています。
世界は繋がっています、みんなの無事を心から願っています。

[ アフガニスタン ]風と共に去りぬ2021/08/22 01:26