色界(仮) 制作過程④

3連休、描き続けることが出来て、充実した時間を過ごせました。
昼間アトリエの近くの川で、サップをしている人たちがいました(゜o゜)
あれ、腕も足も疲れるのですよね、海に行きたいなぁ。。。

sikikai4

自分の中で3連休のノルマがあって、なんとか進めたかなと思います。
昨日ブログで不死鳥について、書いたことで今日また変化しました。
昨日までの不死鳥は優しい印象だったので、今日は強めな印象になるように、描きおこしました。
降ってくるのですよね、「こうこう〇〇だから、こうしなさい。」ってこの降臨感覚がわかる人と話したい。。。

受験時代に、「描くものが綺麗だと思うまで描き始めるな!!」
とよく言われていたので、最近は自然をみてピーンときたら、よく観察して、記憶するようにしています。
大自然は見渡す限りピーン感覚が刺激されますが、私の住んでいる都会でも、あちらこちらに、ピーンとくる場所が沢山あります。
神経はらしていると、いっぱいみつけることが出来ますよ~(*‘ω‘ *)スマホばかりいじっているのはもったいない。
制作するとき、写真である程度のカタチは、参考にすることもありますが、このピーンときたときの感覚は、
写真には、収められません。(ピンピンうるさいですね笑)

観察眼(審美眼)は描き手にとってすごく重要なことだと私は思っています。
本来みなその感受性は持っているはずだと思うのですが、現代人はその観察眼(審美眼)が退化しているような気がします。
文明の発達の影響で、便利差と引き換えに、受け身になり与えれることが多くなればなるほど、退化してしまったのだと思います。
古代ローマやギリシャの芸術作品をみてみるとわかります。
与えれるものが、人や地球と調和しているものならば、素晴らしい進化だと思うのですが、
そうでないことの方が多いということに気づくと、本当に恐ろしいです。
世界のトップと言われている人たちが重要としていることが、この社会の常識になっていて、先進国として進んできた、
日本の現状が今の結果だと思います。この現状を保つために私たちは生きているわけではないはずです。
気づいている人から変わっていっているように思います。
私は革命家ではないので、これ以上ここで言うのはやめておきますが。

作品の話しに戻りますが、次の工程は最終的な空の青を決めていきます。
この青の選択がとても重要なので、画材屋さんで吟味します。油一使おうかな、、、(^-^;

おまけの1枚。ほんのり優しい橙色から、深い濃い青へと移り変わっていくのが素敵でした。

!!!!今気づきましたが、多分私が色界(仮)で出したい空の青はこれだ!!!!

たまたまヒンヤリとした夜空が綺麗だなって思って撮影したのですが。
これは、ちょっと嬉しいなぁ。なかなか一致する空の色に出会うことってないだろうし。
でも、撮影しているときに気づけなかった自分に少し幻滅。
さぁ、明日から連勤が続きます!!

 

 

[ 色界(仮) 制作過程④ ]制作過程,風と共に去りぬ, , , 2020/01/13 21:49