下地作りDAY

今日は、パネルにキャンバスを貼ったり、膠を塗ったり、油絵絵具で下地を塗ったりと、下地DAYになりました。

下地

画像の中の茶色いキャンバスは、市販のキャンバスの裏面に膠を塗ったものです。
下地は吸収地を塗りたかったのですが、市販キャンバスの塗料の上からは塗れません。
ですので、裏面を使います。久しぶりの裏キャン制作です。
本来なら生キャン(何も塗っていないもの)に膠をぬって、下地を塗るというのが一般的な工程ですが、
生地の目をこだわりたかったのと、すぐに手に入るということから、今回は裏面使用です。

この“裏キャン”ですが、市販の下地も塗ってあるし、学生時代友人達とこれ最強キャンバスじゃない!?と話していたことを思い出しました。※実際は最強かは、わかりません。

こうやって下地をつくっていると、当たり前のように木枠を組み立て、生地を貼り、下地を塗ってと作業していますが、かなり特殊技術なんだろうなと、改めて感じます。

私は大学院を卒業してから、10数年経ちますが、常に失敗と模索と発見の繰り返しです。
この繰り返すがあるからこそ、絵を描くことが楽しいし、続けられていけるんだなと思っています。

仕事や遊びなど、色々な人生経験が全て表現内容に繋がっているんだなと思うと、10年後どんな作品をつくっているのかが、楽しみです!

[ 下地作りDAY ]制作過程, , , 2020/02/23 21:32