龍神なぞり描き②

今日制作する前に、どうしても1枚描きたくて、挑戦しました。龍神なぞり描き。ryu2
白檀のお香と音楽を流して、リラックス空間を作りました。

が、、、、難しい。何が難しいって、自分の集中力のなさというか、邪念というか。
描く龍だけに集中しないと、線が乱れる。
ここまで集中力がないんだと知って、ショック、、、。

写仏のときは、墨と和紙に描いたのですが、改めて和紙の優秀さにきづきました。
筆ペンで描くと、墨の量も調整できないし。

気軽にできるからいいなと思って、本に直接筆ペンで描いたけれど、逆に難度が上がりました。次から少し改善して描かないと。

一番のミスは、記念に写真をと思って、途中スマホを手に持った瞬間、乾いていない線と手が触れて、ぐちゃってなりました。心の中でこんなときにスマホ出してはダメだよねって、思った直後でした。
始めはショックしたが、後々考えたら、取り組む姿勢を見直しなさい。と言われた感じがして、気づかせてもらったのだと、プラスにとらえることにしました(※v※)

ryu3仕上がりは、本当に笑っちゃうくらい、乱れ跡だらけ、、、。

図の龍神様は、埼玉県秩父市にある秩父今宮神社にある、龍上観音像です。
観音菩薩はあらゆる人々を救うためにさまざまな姿に変わるといわれています。その数は33ともいわれており、大きな慈悲の心と深い智慧を持っています。守護神でもある龍と組み合わさることもあり、龍神観音、または龍上観音とも呼ばれています。
右手に持つ水瓶からは水が湧き出て、あふれる水によって人々の悩みを洗い流し、希望とご利益をもたらします。

・・・なのに、大事な水瓶までスレてしまった。。。龍と水は深い関係があるそうです。みんな知っていることなのかな?私は今日この本を読んで初めて知りました。これが少し私には驚いた出来事。

昨日のブログでも、今龍を描いているから、迷わず購入したと書きました。制作途中の『(仮)色界』で龍を描いているのですが、水を先に描いていて、ふと突然龍が描きたくなったことがきっかけだったので、少しビックリしています。龍なんて今まで一度も描いたことがなかったのに。
実は水以外にも風だったり、雲だったりと、龍神を知れば知るほど、なんでこの作品で龍が描きたくなったのかが、わかってきてちょっぴり興奮気味です。

 

[ 龍神なぞり描き② ]風と共に去りぬ, 2019/11/21 23:08